祝!一周年 戯曲を読む会Vol.11を開催します!
「戯曲を読む会」は、毎月第2金曜日開催!!
日本小劇場演劇クロニクルはいよいよ「第二世代」に突入!
第11回は1970年代に一大ブームを巻き起こしたつかこうへい作品です!
戯曲を読む会は、みんなで集まって戯曲を読む、それだけの会です。
演劇の設計図、「戯曲」は読むと結構面白いです。
でも、一人ではなかなか読みづらい。
だから、みんなで集まって音読したらよくわかるし、
面白くて、楽しくて、いいんじゃないかと思いました。
演劇好きな人はもちろん、ぜんぜん知らない人にこそ
来ていただきたいです。
読む戯曲は「熱海殺人事件」(1973)
「つか以前、つか以後」という言葉を生み出したくらい小劇場演劇に変革をもたらした立役者。世代を超えたファンも多く、影響を受けた演劇人は数限りないのではないでしょうか。
つかこうへい(1948-2010)
(本名 金原峰雄、韓国名 金 峰雄)
つかこうへい事務所HPより
1948年4月、福岡県生まれ。慶應大学文学部フランス哲学科中退。劇作家、演出家、小説家。
大学在学中に演劇活動を開始、1970年~80年初頭にかけて若者の熱狂的な支持を得、いわゆる「つかブーム」を巻き起こし、多くの人気俳優を輩出した。
一時執筆に専念したが、演劇活動再開後は、「北区つかこうへい劇団」の創設、プロデュース公演において数々の俳優や女優の新境地を開くなど、再び精力的な活動を続けた。作品は小説、演劇のみならず、多くの映画原作ともなっている。
1974年 戯曲『熱海殺人事件』で岸田國士戯曲賞を当時最年少の25歳で受賞。
1982年 小説『蒲田行進曲』で第86回直木賞受賞。
1990年 戯曲『飛龍伝’90 殺戮の秋』で第42回読売文学賞受賞。
2007年 紫綬褒章受章。
2010年7月10日、逝去。
そんなつかこうへいが当時史上最年少で岸田戯曲賞を受賞した作品が「熱海殺人事件」です。1960年代に時代を席巻した第一世代・アングラ演劇が思想的で、どちらかといえばインテリに好まれたのに対し、つか演劇はその小劇場演劇を一気にポピュラーなものへと変え、その後の小劇場ブームへとつながる道筋を作りました。
つかこうへいを知らない方には、戯曲から溢れてこぼれ落ちる「つか節」をぜひ味わっていただきたいです。どうぞお気軽にご参加ください! 「聞くだけ参加」も大歓迎です!
戯曲を読む会 Vol.11「『熱海殺人事件』を読む」
日時:12月9日(金) 19:30-21:30
場所:A T E L I E Rブリコラージュ 福島市置賜町8-30カスタムビル2F
定員:10名程度(要予約)
参加料:1,000円(学生500円)
お申込みは下記の予約専用フォームから送信ください。
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