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2024-12-05

戯曲を読む会Vol.33を開催します!

「戯曲を読む会」は毎月第2金曜日の開催ですが今月は第3曜日

戯曲を読む会は、集まって戯曲を読む(聞くだけ参加も大歓迎!)、ただそれだけの会

戯曲を読む会は、ATELIERブリコラージュが
2021年から月いち開催している人気企画。
演劇の設計図である「戯曲」は読むと結構面白いけれど、
一人ではなかなか読みづらいもの。
そこで、みんなで集まって音読しようじゃないか!という企画です。
いわば「戯曲のカラオケ大会」うまく読む必要はありません。
ただ、読むのはちょっと、という方は「聞くだけ参加」も大歓迎。
演劇好きな人はもちろん、ぜんぜん知らない人にこそ
来ていただきたいです。

読む戯曲は落語『鼠穴-ねずみあな-』

今回は番外編!

戦後日本小劇場演劇を過去からたどる「戯曲を読む会」。今月はちょっと小休止で番外編をやりたいと思います。12月ということで師走らしい落語をみんなで読みましょう!

そして、いつもはテキストを回し読むだけで進めていますが、今回は短いお噺だということもありますので、パートごとに区切って練習の時間も設け「感情を込めて読む」ということにチャレンジしたいと思います。

とはいえ、上手に読む必要はありません。読むためのテクニックというよりは「これはどういう感情で発してるんだろう」と、内容や状況を深く知ることに重点を置きたいと思っています。

「聞くだけ参加」も大歓迎ですので、ぜひお気軽にご参加ください!

『鼠穴』について

鼠穴(ねずみあな)は古典落語の演目の一つ。上方落語から三代目三遊亭圓馬を経て東京の六代目三遊亭圓生へ伝わった。六代目三遊亭圓生が再構成した上に、1953年末に第四次落語研究会で口演して高い評価を得た。

あらすじ

亡くなった父の遺した田畑を二等分した百姓の兄弟。金に換えた兄はそれを元手に江戸へ出て成功し大店を持つようになる。一方、弟は遊びで全てを使い果たした挙句、江戸の兄のもとを頼って来る。兄はそんな弟に、元手を貸すから自分で商売を始めてみろと薦めて帰す。喜んだ弟が、外に出て中をあらためると、たったの3文しか入っていなかった。ケチな兄のやり方に弟は怒ったが、これを契機に一念発起し、それからは身を粉にして働いた。その結果、弟も大店の主になり、妻を持ち器量の良い娘にも恵まれ幸せに暮らせるようになった。 ある冬の日、弟は借りた3文の金を返しに10年振りに兄のもとを訪れる。依然独り身を通す兄からそこで聞かされた10年前の3文の意味に弟は納得して酒を飲み交わす。夜になり、風が強いし火事になっても心配だ、と帰り支度を始める弟に兄は「もし火事で家財をなくしたら、俺の身代を全部やる」と約束し、半ば強引に家に泊まることになる。そしてその夜、弟の店近辺で火事が起こり、3つの蔵すべてに火が入って家もろとも全財産が焼けてしまった。実はその日の出発前に「蔵の鼠穴が気になるから目塗りをしておけ」と番頭に言いつけたものを番頭が忘れていたのだった。 大店を畳んで小さな店を始めたものの、奉公人はいなくなり心労がたたってついには妻が病に伏せってしまう。立ち行かなくなった弟は三たび兄の元を訪れて50両を借りたいと申し出るが兄はきっぱりと断った。あの晩の約束を持ち出したものの「あれは酒の上での戯言だ」と反故にされて喧嘩になり、兄の家から飛び出して途方に暮れていると、娘が「自分が吉原に身を沈めて金を工面する」と持ちかけてくる。結局娘は身売りをし20両を手にした弟だったが、吉原からの帰り道に掏摸に会い、全財産を失くしてしまう。絶望のあまり首をくくったところで、兄から「ずいぶんうなされていたが」と起こされる。実は兄の家に泊まってからのことはすべて夢だったのだ。 「おらあ、あんまり鼠穴のことを気にしてたもんだから」「ははあ、夢は土蔵の疲れ(五臓の疲れの地口)だ」とサゲる。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

戯曲を読む会 Vol.33「落語『鼠穴』を読んで、なんちゃってで演ってみる」
日時:12月19日(木) 19:30-21:30
場所:A T E L I E Rブリコラージュ 福島市置賜町8-30カスタムビル2F
定員:10名程度(要予約)
参加料:一般1,000円 学生500円
※アトリエ運営費としてご協力ください

お申込みは下記の予約専用フォームから送信ください。

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