toggle
2025-01-06

戯曲を読む会Vol.34を開催します!

「戯曲を読む会」は毎月第2金曜日の開催!

戯曲を読む会は、集まって戯曲を読む(聞くだけ参加も大歓迎!)、ただそれだけの会

戯曲を読む会は、ATELIERブリコラージュが
2021年から月いち開催している人気企画。
演劇の設計図である「戯曲」は読むと結構面白いけれど、
一人ではなかなか読みづらいもの。
そこで、みんなで集まって音読しようじゃないか!という企画です。
いわば「戯曲のカラオケ大会」うまく読む必要はありません。
ただ、読むのはちょっと、という方は「聞くだけ参加」も大歓迎。
演劇好きな人はもちろん、ぜんぜん知らない人にこそ
来ていただきたいです。

読む戯曲は宮沢章夫『ヒネミ(1992)』

かつて日根水(ヒネミ)という街があった。

戦後日本小劇場演劇を過去からたどる「戯曲を読む会」。今月は九〇年代静かな演劇の名作『ヒネミ』を読みたいと思います。

静謐な雰囲気の中に潜む笑いとドラマが特徴的な作品で、後の演劇人にも大きな影響を与えました。

「聞くだけ参加」も大歓迎ですので、ぜひお気軽にご参加ください!

『ヒネミ』について

あらすじ

『ヒネミ』は、宮沢章夫の戯曲。1992年に宮沢の劇団遊園地再生事業団により初演。演出は宮沢、主演は温水洋一。1995年に山崎一主演で再演されている。1993年度岸田國士戯曲賞受賞作。

主人公・佐竹が幼少期を過ごし、今は消滅してしまった小さな町「日根水」をめぐる追想をテーマにしている。劇は佐竹の幼少期のシーンからはじまり、続いて地図を作る機関に勤めているらしい大人になった佐竹のシーンに移る。佐竹は私的に「日根水」の町を再現するための地図をつくっており、同僚に町の概略を説明しようとしている。しかし、まもなく両者のシーンは境界が曖昧になっていき、記憶から欠落している兄の死の謎や、消滅した町と同じ名前を持つ少女などが関わりながら、宮沢の劇の特徴である「え?」という聞き返しや会話の細かな行き違いをともなって静かに劇が進行していく。

宮沢はその後『ヒネミの商人』(1994年)、『蜜の流れる地』(1996年)と、「ヒネミもの」といいうるヒネミを舞台にした一連の作品を執筆している。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

宮沢章夫について

1956年、静岡県掛川市生まれ。多摩美術大学美術学部建築科中退。大学在学中、映像演出研究会で8ミリ映画の制作をする。大学を中退し、それからしばらく定職に就かなかったものの、24歳になってから執筆活動を開始した。1985年、大竹まこと、きたろう、斉木しげる、いとうせいこう、竹中直人、中村ゆうじらとパフォーマンスユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を結成して活動した。1988年、放送関連の仕事などそれまでしていた仕事をすべて辞め、マダガスカルに数ヶ月滞在した。

帰国後の1990年、作品ごとに俳優を集めて演劇を上映する劇団「遊園地再生事業団」を設立し、主宰に就任。1992年に発表した「ヒネミ」で岸田國士戯曲賞を受賞。小説「サーチエンジン・システムクラッシュ」は、第122回芥川賞、第13回三島由紀夫賞の候補にもなった。10年以上にわたって『一冊の本』に連載し続けた「横光利一「機械」論」をまとめた『時間のかかる読書―横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』で、2010年に第21回伊藤整文学賞を受賞。

2000年、京都造形芸術大学助教授となり、演劇活動を休止していたが、2003年に活動を再開した。2005年から2013年3月まで、早稲田大学文学学術院文化構想学部の客員教授を務めていた。

2014年8月からNHK Eテレで毎週金曜23時より放送の『ニッポン戦後サブカルチャー史』(全10回放送)に講師として出演。2015年4月から2019年3月までNHKラジオ第一 平日午前8時5分より放送の『すっぴん!』に月曜パーソナリティーとして出演。

2016年4月から、早稲田大学文学学術院文化構想学部教授。

2019年に暴力事件を起こしたことで停職処分を受け、第64回岸田國士戯曲賞の選考を辞退した。

2022年9月12日、うっ血性心不全のため死去[8]。65歳没。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

戯曲を読む会 Vol.34「『ヒネミ』を読む」
日時:1月10日(金) 19:30-21:30
場所:A T E L I E Rブリコラージュ 福島市置賜町8-30カスタムビル2F
定員:10名程度(要予約)
参加料:一般1,000円 学生500円
※アトリエ運営費としてご協力ください

お申込みは下記の予約専用フォームから送信ください。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です