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第26回公演「桜の園」のみどころ(その3)

みどころ(その3) 人間と人形の共演に注目!


いよいよ本番が迫ったシア・トリエ「桜の園」。本作をもっと楽しむためにそのみどころをご紹介したいと思います! その3は人形。前作の「夜半の月、ウサギ待つ姫とショットガン」に引き続き、人間と人形の共演にチャレンジしています!



シア・トリエはしつこく何年も劇団員を募集していますが、ちっとも応募がないので人形を作ることにしました。これで文句一つ言わない劇団員が作るだけ増えるという、手塚治虫の漫画のような発想です。
ところが人形、文句は言いませんが製作からやるので本当に苦労します。立体の人形を作り操るのがこんなに難しいとは。針と糸とグルーガンを駆使して、劇団員を量産しました。
「桜の園」には多くの登場人物が出てきますが、これを全部1/1の人間が演じると、ブリコラージュには入りきりません。そういうこともあってキャストの一部は人形で登場します。なかでも重要人物のフィールスさんはとてもいい見せ場を作ってくれました。人間の俳優が絶対できないことを人形はできるのですが、それが何かはぜひ舞台をご覧ください!